熱帯魚と言うからには寒さには弱いものの熱さにはへいちゃらとてっきり思っておりました。オーナー自身も長年の飼育経験がありながら運良く乗り切っていた様であまり夏を気にしていなかった様です。
ところが2003年7月に事件が起きました。30cm水槽に入れていたビーシュリンプが一度に沢山☆になってしまいました。エビは経験上☆になりやすいのは分かっていました。水質等にかなり左右されるので30cm水槽では水が良くなかった、アカヒレと一緒だったし、ましてやあんな小さいエビじゃしょうがない。とあきらめわずかに生存していた2匹を水質安定(ヤマトヌマエビが非常に長生きしてるし)、隠れ処沢山の60cmに移しました。それから1週間くらいしてからでしょうか。な、なんと60cm水槽で大活躍してくれていたヤマトヌマエビがオレンジ色になって横たわっているではありませんか!一夜にして4匹も!これにはオーナー&管理人大ショックでした。なぜだ!グッピーやプラティがつっついたのか!この大馬鹿者たちめ!何て事しやがる〜!許さん!などと魚達のせいにしていましたが、ちょっと待てよ。今までエビが☆になる事はあったがあんな見事なオレンジ色になっていたか?いや透明もしくは白っぽくなってたのを魚達がつっついていた様な...。ビーシュリンプは元々赤っぽかったから気にしなかったけど...。で、ちらっと水温計を見たオーナーしばし絶句。何なにと管理人が覗くとンガッグッグル!『32℃』!「こりゃいかんよ!いくら熱さにへいちゃらでもせいぜい30℃(アホ)じゃないの?」とオーナーに問うと「26℃くらいだよ普通。高くても。」と爆弾発言。「オイオイなにやってたんだよ。水温計ぐらい餌やりの時に見ればいいじゃんよー!」「そんな事いったて今まで何ともなかったじゃん!!!」としばらく馬鹿達のむなしいやり合い。
「って事はエビ君たちは茹で上がってしまったんだね」「この色からもそう言う事でしょう。」.......
「30cm水槽でビーが沢山☆になった時に水温計見なかったの!」「30℃くらいあったのは見てたけどアカヒレはなんともないし、あんなちゃちな水温計だから壊れてると思ってた。」「.....。まあオーナーはあなたですから...。でどうするのこれから8月だよ。」「そう言えばショップでなんか扇風機見たいの売ってたね。」「ああ何か水槽に付いてた」「やっぱそうやって夏はやらなきゃだめかも(今ごろ言うな)」「じゃあちょっとネットで見てみよう!」「そうしよう!」
で、それなりに見た結果、【夏は皆さん非常に警戒、また苦労している】【室温があがれば水温もあがる(当たり前だ)】【なんと水槽からライトを放す部品が売られている(今頃知った)】【あの扇風機みたいのは夏は常識らしい(冷却ファン。でも高い)】【器用な人はそれらの道具を自分で作ってしまうらしい】とわかりました。
さてどうするか。一番いいのはライトを上げて冷却ファンを3つ買えばいい。みんなすずしくなって良かった良かった。ハイおしまい。しかし冷却ファンは安くても2,000円位、またライト用ゲタは600円位を×3だと最低でも『7,800円!』無理。それじゃなくても45cm水槽にエーハイム2213を付けたばっかり。と言う事でまず
「ライトを上げよう」
に落ち着く。しかしこれもいざ買うとなると結構高く思え馬鹿らしくなってしまったので1つだけ購入。これを45cmにセットし他の2つは空になったプラスチックの名刺の箱を利用。さて効果のほどは...。
「1℃位下がった様な気がしました。」って事で相変わらず30℃を前後するだけ。劇的な変化は当然のごとく得られませんでした。やはり冷却ファンを付けるよりなさそう。しかし予算もないし、よくよく考えたら3つ分のコンセントも必要だし。ここで私ケチな管理人が頑張る事になりました。
「よし冷却ファンを自作してやる!」
と声高らかに宣言。「やっぱり。そう言うと思った。出来る?大丈夫?」とかなり不安がるオーナーをよそに早速Webで調べる。ふむふむパソコン用のファンを使う。確かにこんな形の冷却ファンも売ってたぞ。使う電気はACとDCの2種類あるのか(こんな程度で大丈夫か?)。ACでもDCでも並列つなぎにすればコンセントは1つで済むらしい。と何となく理解。そこでいろいろ検索しているうちに辿り着いた
『★かつかつワールド★』さんの「アクアリウムワールド」にある『誰でも作れて“とにかく安い”DIYの12.冷却ファン編』を管理人の教科書にする事に決定!
理由は1.まず何にも知らない素人はDCよりACの方が危険が少なさそう 2.作成手順ごとに写真もあってわかりやすい。 3.実際に並列つなぎで何個もファンを回している からです。
それでは早速冷却ファンの作り方ご紹介!
といきたいところですが、すみません。もう8月7日に作業終了済みです。今になって思えば記録的に写真を撮っておけば良かったのにそんな事も思いつく余裕もない緊張しながらの工作でした。すみませんけど冷却ファンの自作をお考えの方は『★かつかつワールド★』さんのページをご覧になって下さい(リンクOKのお返事いただき済み。感謝!)とっても分りやすいです。(管理人が作れたくらいですから。)と言う訳で申し訳ありませんが作業の説明はしません。
冷却ファン自作の際の注意点
一応経験者として(オッホン)のアドバイスは『★かつかつワールド★』さんでも書かれていますが熱圧縮チューブの通し忘れに注意です。そもそもハンダなんてやった事ないのでそっちにばかり気がいってしまい何とかハンダ付けが終わったと思ったら「うわっチューブ忘れた!」となりどんどんコードが短くなります(さんざん経験済)。延長コードが短くなるぶんにはまだいいのですが当然ファンについているコードも切り直しなのでどんどん接合部分が本体に近づいていきます。くれぐれもご注意を。
ファンの振り分けケースですが『★かつかつワールド★』さんの場合立派なスイッチ付きですが、管理人の場合ファンを買ったショップでスイッチも探したのですが何を使ったらいいのか分らず断念。結果スイッチなしとなりましたが、まあ消す時はACアダプターをはずすだけなので特に問題なしです(ちょっとくやしい)。
『★かつかつワールド★』さんご紹介の自作冷却ファンのとてもいいところ
ケチってつくった(管理人が)割にこのファンはとても使い勝手がいいです。それは
●水温が下がる。その為のものですから当たり前ですが効果はバッチリです。オーナーの水槽は3槽とも26℃〜27℃をキープです。フタの隙間からファンの風をあてているのでこの位の温度です。フタをとったりファンの角度を変えれば余裕で25℃位までは下がりそうです(26〜27℃でも高いと言われるかも知れませんがこれはオーナーの方針です。普通は25〜26℃位が良いみたいです。違ったかな?無責任。)
●クリップで水槽やフタに付けられるのでいろいろな位置に取り付け可能。
●クリップなので角度なども曲げて調整可能。ただしファンにカバーがないのでファン作動中は絶対ダメです。ボケ〜っとしてるとバリバリバリっと指があたっていたいです(経験済み。しょっちゅう。アホ)。
●DCのファンに比べアダプター代が必要になりますがやはり素人にはこちらが安心。なんせアダプターからファンに流れる電気は12Vなので普通の電池の8倍程度(おそらく。違う..かな..。)だから電気代も安い!感電の心配も少ない(おそらく。違う..かな..。この点も一切責任は負いませんのでご注意!)
●コンセントは1つでファンは複数。いいです。水槽の裏や横が延長コードやタップなどでグチャグチャにならずにすみます。
●コードだけをつなぐ方が簡単ですがプラグを使っているので水槽ごとにファンの入り切りが可能。
水槽が3つなので3つのファンをつけましたが30cmの水槽だけファンを止めたい時は振り分けケースからプラグを抜くだけでOK!(ファンのパワーは同じなので水槽のサイズが違う場合どうしても小さい方は下がりすぎる時がありますので。)これは便利ですよ。
自作冷却ファン(おそらく市販されている物も同じ)のちょっとだけ良く無いところ
まあしょうがない事だと思いますがこれから冷却ファンの導入(自作、市販の物とも)をお考えの方の参考になればと。
●水がめちゃくちゃ減ります。パワーの問題もあるのかも知れませんが1晩中回しっぱなしにすると朝には45cm水槽だと高さにして1cmは確実に減ります。当然湿気も多少でます。
●水槽の水(管理の問題?)によっては臭います。これは管理人がやたら臭いに敏感なせいもあるかも知れませんがやはり水面に当てた風が外に逃げて来るわけですから臭います。これをオーナーに言っていつも怒られます。でも水換えすると臭いが弱くなりますのでこまめに手入れをしている方は大丈夫かも知れません。
●ファンによっては結構音がします。自作、市販の物に限らず音がします(ショップで耳近付けて確認済み。変な客)。ですので寝室に水槽がある場合や寝室に近い場合は結構気になるかも知れません。まあ夏だけと割り切れば...。
●水温が下がりすぎてしまう場合があります。気温や部屋の温度が低いのにファンを回しっぱなしにしていると逆に温度を下げ過ぎてしまう場合があります。今年2003年は雨が降って結構寒い日がありましたので日中外出される(仕事や学校に行かれる)場合など回す回さないはもう設置された方の感になってしまいます。ファン用のサーモスタットも販売されているそうですのでそちらを利用されるのもいいかも知れません。オーナーは面倒くさがりなので夏だからとヒーターを水槽から出していません。だから当然ヒーターの設定温度以下になりますとヒーターが作動します。ファン作動、ヒーターも作動。いいのか悪いのか微妙なところです。
●以外とコストがかかるかも..。後でも料金を説明しますが管理人みたいにハンダゴテなどから購入する場合はトータルでそこそこになりますのでファンは1つしか必要ない方は市販品を買った方が楽だし、安心だし(一番大事)いいかも知れません。複数必要な場合は自作の方が安くて便利ですけど。
購入場所や材料費は
肝心のファンなどの購入場所や値段ですが管理人(オーナーも)は結構いいかげんでしてレシートを捨ててしまった為ちょっとあやふやです。また東京都内在住、在勤ですので購入場所は秋葉原です。まあご参考まで。
●ファン(パソコン用)1コ300円。2コなら500円。お〜じゃあ4コなら! 残念、普通に1,000円でした。管理人は3コ必要ですし失敗も考え4コ1,000円で購入。
●プラグ&ジャック 各30円 ジャックはACアダプターを差す分も必要なのでプラグより1つ多く購入。こちらも失敗を考えそれぞれ+1=ジャック5コ、プラグ4コ 計270円
●ACアダプター12V/1.0A 800円
以上の購入場所は『★かつかつワールド★』さんの「旧アクアなQ&A」という掲示板で紹介されていますのでそちらで調べて下さい。別に隠してる訳ではないんですけど今回自作ファンの教科書であります「かつかつさん」のページでもその様な紹介の仕方でしたので...。ごめんなさい。
次に管理人独自の購入店から
●ハンダゴテ 「家庭用ハンダこてセット」910円 これは全部(ハンダ、こて用の台、紙ヤスリ、ペースト←使い方分らないしフタはなかなか開かないし手ベタベタになるし)セットになってたので管理人は助かりました。
●延長コード 何メーターだったのか?結構ありました。250円
●熱収縮チューブ 1mの長さで 4mmφ100円と6mmφ150円 計250円(多分)
これらは最初のファンなどを買ったお店から近くにあるヒロセテクニカルというお店で購入。ハンダゴテは1FでチューブとコードはB1F。ネジも売っていましたよ。
●目玉クリップ 小 挟口38mm 5コ入り 90円
●ビニールテープ 40円
これらは近所のディスカウントショップで購入。
●ネジ ステンレスなべ小ねじ 太さM4×長さ25mm 5本入り(ネジ,ナット,ワッシャー) 120円
新宿の東急ハンズで購入。実はネジ類は他のパーツと一緒に秋葉原で購入(50本入り。あまって困る)したのですがステンレスではなかったし実は少し短かった(こういうところが適当)ので錆そうにないステンレス製に買い替えました。
●振り分けケース 100円(3コ)
近所の100円均一で購入。3コセットでしたので残り2つは食品入れというまっとうな使い方に落ち着きました。
3,830円+税=4,021円
でファンが3つ出来ました。アダプターの電力的にもまだ余裕があるのであまってるもう1つのファンを増設して4つにする事も可能ですが必要ないので3つです。製作時間はぶきっちょな事もあり全部で3時間位かかってしまいました(恥)。まあヒマつぶしにもなりますしね。ハンダゴテは今後も使える訳ですから実質3,066円です。チャレンジする価値はあるかも知れません。ただやはり電気製品ですので気をつけて作成、設置した方がいいですよ。水槽に落っことしたりしたらどうなるかは管理人も未経験ですのでわかりません。実際管理人も電気の事など何にも知りませんので設置後、次の朝が来るまではヒヤヒヤでした。それは管理人以上にオーナーも思っていたらしく無事1日ファンが作動した後の感想は「火事にならなくて良かった。」でした(オイオイ)。
2003年8月7日に電源投入後現在まで2カ月以上(だいぶデータになってきた!)今のところ問題ありません。全部のファンを止める時はプラグではなくアダプターをコンセントから抜いて休ませる(?)様にしています。やはり若干熱を持ちますからね。携帯の充電器なんかもそんな感じでしょ。
10月21日にとうとう(?)はずしました。本当に助かった。目玉クリップはディスカウントで買ったものだからか一部サビてしまいましたが、すぐに交換出来るのがこのファンのいいところなので全然気になりません。またきちんと計算すれば電気代も算出出来るのでしょうが面倒だし分らないからしません。ですがファンをつけたら昨年よりメチャクチャ高くなったなどという事はありませんでしたのでご報告まで。
2004年は7月11日に設置して10月16日にはずしました。1年のうちカ月もnつけてるのか...。
最後に冷却ファンを自作される方へ。このページでは作成手順を載せていませんので『★かつかつワールド★』さんのページをご参考にされると思われますが、もし質問や疑問点があった場合は掲示板に書き込む様にして下さい。ご迷惑になりますので決して直接問い合わせる事などはしないで下さい。もちろん管理人にもです(どのみちお答出来ません)。あくまでも自己責任でよろしくです。
「熱帯魚無責任観察日記」は本当に『無責任』ですのでこのホームページで紹介しているデータやいろいろな対策などを実践され、結果生じた一切の損害などについては責任を負いかねます。全て自己責任(くどいですけど)において実践されます様ご注意下さい。
春、または秋、もしくは冬にこのページをご覧になっているあなた!悪い事は言いませんので
『★かつかつワールド★』さん、またはいやかもしれないけどこのホームページをブックマークしといた方がいいですよ(でもトップページにしてね)。いざ水温計が上がってからあちこち探し回っても遅いのです!!多少の参考程度にはなるでしょ。そんなこともないですか...。
『★かつかつワールド★』さんにはファンの他にもいろいろな器具の作成方法ありますからぜひご参考下さい。